高橋さん: きっかけはUCCさんとのつながりからでした。にかほ市は水が美味しいことで知られ、その水を活用してUCCさんと何かやるといった場合は、やはりコーヒーになります。それでまずはワンドリップのコーヒーを作ろうという話になりました。
コーヒー豆を選定する段階で、齊藤コーヒーさんのフェアトレードがあるというお話を聞きし、貧困の撲滅などの社会問題に対して日常的に消費されるもので社会貢献ができるのであれば非常に有意義だということでフェアトレードコーヒーを導入させていただきました。また、ふるさと納税と組合わせることで、我々ならではのPRにも繋がるのではないかという話に至りました。
高橋さん: 例えば子育て支援が取り残されないようにといったような部分的な取組みは続けてきているのですが、フェアトレードとなると完全にSDGsそのものになります。これを機に、にかほ市としても更にSDGsを意識した取り組みをやっていこうという今後の話にも繋がりました。
高橋さん: 掲載時期が1月以降になったため、寄附件数としてはまだ少ないのですが、出来上がったパッケージを見た時に、本当に素敵だなというのが我々市長を含めた第一印象でして、ふるさと納税で販売するだけでなく、市長自身、もしくは我々観光などのイベント時に、どんどん配ってPRしたいという話になっています。自治体でワンドリップコーヒーを作ってるところは、まだ多くないと思いますので、PRに特化して今後、我々が配っていこうという話でも盛り上がっています。そして結果として社会貢献もできるというメリットもありますし。そういう意味でも今後いろいろな反応が出てくるかなと思います。
高橋さん: 私もふるさと納税担当として丸8年くらいになるのですが、やはり自治体も寄附額の獲得に走りがちな側面はありまして、それはそれで正しいとは思いますが、私としてはやはり興味を持っていただくというか、にかほ市を知っていただくことが一番だと思っています。ふるさと納税の対象商品には色んなものがありますが、にかほ市の様々な名所や景色が印刷されたワンドリップコーヒーになっているので、インパクトは強いのかなと思っていまして、普通の返礼品よりも、仁賀保のことを気に入っていただけるんではないかなと思っています。そういう意味でワンドリップコーヒーはドンピシャであったと思っています。
今後もバージョンを変えるなどしてトライしてみたいですね。市長も、今度出張行くときに配ってくるからというような具合で、市長の名刺代わりにもよいかもしれません。そういう感じで市長、副市長、我々総合政策課や観光課でPRをして参ります。
高橋さん: 私個人的にお勧めしたいのは、仁賀保高原ですね。標高が500mのところにありまして、鳥海山が目前にあり、同時に日本海も間近に見ることができます。鳥海山の山頂から日本海までは、直線距離で16キロしか離れておらず、世界的にも珍しい地形です。冬は雪がすごくてなかなか行けませんが、春から秋に来ると大パノラマ、360度どっちを見てもパノラマで、かなり素敵な景色を見ることができると思います。ここは相当おすすめです。
あとはサイクリングロードとか、近くに牧場もありまして、ここで摂れる牛乳やソーセージは本当に美味しくて、ふるさと納税の返礼品にもしてるんですけど、非常におすすめの地域ですね。
高橋さん: こちらこそ本当にいい取り組みになりましたし、良いものができたなと思っていますので、ぜひ今後もお願いできればと考えています。
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